FOESUMのベスト盤発売を記念してスペシャルインタビューをドド~ンと掲載!皆さん、あのFOESUMですよ♪とくとご覧あれ!
Q:まずはFOESUMの名前の由来をお聞かせ下さい。
A:実は元々の結成メンバーには、今のT-DUBB・MNMSTA・DJ GLAZEの他にもう1人、TWINZのWAYNIACがいたんだ。それで4人組という意味のFOUR SOMEをもじって付けたんだけど、その後WAYNIACがデビューするWARREN Gに付いて行ってメンバーから外れたんだ。最終的にメンバーが3人になったからグループ名を変えようか迷ったけど、元々マネージャーをしていたが病気で亡くなってしまったT-DUBBの兄TREVVY TRAVが天から見守っている4人目ということで、名前を変えずに活動していくことに決めたんだ。
Q:グループ結成のいきさつについて教えて下さい。
A:MNMSTAとDJ GLAZEがパーティーとかでDJを始めて、そこでラップしたりしていた。PERFECTIONって名前のクルーでやってたんだけど、そこにDOMINOや後にTWINZとしてデビューしたWAYNIACとTRIPP LOCなんかも参加してきて…。その後は色々あってDOMINOやTWINZがグループから去っていったんで、新しいメンバーにTREVVY TRAVの弟のT-DUBBが参加することになったんだ。グループとして本格的に活動を始めたのはこの頃からだね。
Q:ファースト・アルバムの「PERFECTION」はロングビーチだけでなく日本でもクラシックですが、自らでこの作品をどのように評価しますか?
A:ヨーロッパではヒップホップチャートではなく、総合チャートのTOP20に入ったんだ。96年にリリースしたアルバムが12年後の2008年の今でも欲しがってくれる人達がいて、今でも生きているアルバム。それは俺たちにとって幸せなことだ。
Q:あなた達の音楽制作はどうような順序で行われますか?リリックが出来上がってから?もしくはトラックが出来上がってから?
A:トラック先行でGLAZEが作ったトラックをオレ(T-Dubb)とMNMSTAが家や車で聴きまくってトラックをまず感じるんだ。で、どちらからか連絡を取って「こんなアイデアが浮かんだ」とか意見を出し合って作っていく。トラックを感じてから、メッセージ性のある曲にしようとか、パーティーソングにしようとかイメージから決めていく。フックが浮かんでそこから曲が広がっていくことも多い。
Q:あなた達のバイオを見るとEazy-Eに見初められたことでレーベル契約に繋がったと書いてあるのですが、実際に彼からはどのような評価を受けたのでしょう?特別な賞賛のコメント等ありましたか?
A:友人であるJULIO GがEAZY-Eのラジオショー「RUTHLESS RADIO SHOW」のDJをしていた時に、彼が番組の中で俺達の曲をかけたんだ。それをEAZY-Eが聞いていて「これは誰だ?連絡を取れ!」ってことになって後日TONY Gのスタジオで会うことになった。行ってみると、なんとEAZYはすでに契約書を用意していたんだ。だがそれからまもなくしてEAZYは発病して亡くなってしまった。俺達はEAZYが契約した最後のアーティストになるところだったんだが、残念ながら実現しなかった。
Q:いまだにスヌープやウォーレン・Gとは親しくしているのですか?彼らとの出会いを教えてください!
A:彼らとはロングビーチの仲間で、それぞれが自分のビジネスをしていて、それをお互いがリスペクトしているんだ。彼らとの出会いは、高校時代にオレ(T-Dubb)の従兄弟のTWINZの家で会ったのが最初だ。TWINZの家にいつも来ていて、みんなでマイクリレーのようにラップをしたりしていた。
Q:最近のロングビーチのシーンはどんな感じですか?
A:たくさんの若いアーティスト達が出てきていて、ロングビーチの名を保っている。ウエストコースト・シーンは今、再び盛り上げる為にアクティブになっている。
Q:ロングビーチ出身のアーティスト達と交流があったのは知っているのですが、例えばロングビーチ以外のウエストコーストのラッパーとも交流はありましたか?
A:いろんなアーティストと交流がある。WATTSのKAMとはブラザーのような関係だし、MC EIHTとは今度日本へツアーに行くぜ。
Q:DEATH ROWがシーンを牛耳っていた時代、あなた達はどんな風に感じていましたか?
A:ウエストコーストのレーベルが自分達で権利などを所有し、しかも売れていたのは気持ちが良かった。俺たちもビデオの撮影とかSNOOPと行ってたし。LIL’GHETTO BOYやDRE DAYとかのビデオに写ってるよ。それから『NUTHIN’BUT A G THANG』のPVで女の子のブラを外しているのがオレ(T-Dubb)。笑
Q:あなた達が尊敬する、もしくは影響を受けたアーティストは誰ですか?
A:2PAC、ICE CUBE、DOGG POUND、SNOOP、SCARFACE、KAM、Dr.Dreなど。Dreは音楽業界に功績を残しているって思うよ。
Q:何度か来日していますが、日本にはどのようなイメージを持っていますか?
A:遠く離れているのにLAにいるような気分にさせてくれる物がたくさんある所。みんな俺達の曲を知っていてくれて、自分達が正しいことをしているんだと思わせてくれる。日本のファン達が俺達を支持してくれる限り、日本にいつでも戻ってくるよ。
Q:DS455の2人とは親交が深いようですが、どのようなきっかけで彼らと付き合いだしたのですか?
A:俺達の友人のTakashiがLAのスタジオにkayzabroを連れてきたのが最初だ。そこで一曲一緒にやってみようという事になって、空いていたトラックでラップセッションしていたらイイ感じのものが出来上がってきて…。それが『WORLD WIDE』だ。俺達も気に入ってFOESUMのアルバムに入れたほど(DS455のアルバムにも『WORLD WIDE 2』として収録されている)。その後、日本へ行って彼らのイベントにゲスト出演した時にこの曲をライブで演ったのはホントCOOLだったな。
Q:DS455以外にも日本のラッパー達と交流をしているようですが、他にどのような人達がいますか?また日本のラッパー達をどう思いますか?
A:TWO-Jとの共演曲『Ⅰn The City』も俺達のお気に入りの曲のひとつなんだ。日本のツアーを一緒に回った時にこの曲も披露したんだけど、その時の客の反応は凄かったよ。PHOBIA OF THUGとは始めて日本へ行った頃に出会っていたし、BIG RON、GHETTO INC達とも知り合えたし、日本人ラッパー達との出会いにすごく感謝しているんだ。また彼らのつくるトラックやファッションなど、ウエストコーストに対するloveには感心している。地元LAを離れ、世界の反対側の日本へ行ってもホームに戻ってきた感じがするんだ。
Q:今回のニューアルバムのリリースをどう感じていますか?
A:俺達の事を知らない新しいジェネレーションや新しいファンに対してドアを開けてくれる物だと思う。
Q:今後の活動予定を聞かせてください。
A:日本のレーベルと契約してもっと作品をリリースしたいね。10月には日本でツアーをやる予定だ。まだ日程など細かいことは発表できないけど、日本中を巡るツアーになるし、大型の会場でやる準備も進めているんだ。
Q:最後に日本のファンに一言お願いします!
A:日本へ行って、俺たちがROCKするからFOESUMのGファンクを楽しみに待っていてくれ!